本をビリビリと破く
次男が昼寝をしていた時のこと。
長男がトイレに行きたがったので、トイレに連れて行った。
そして、長男と一緒にトイレから戻ると
『ビリビリッ』
と、音が聞こえた。
いつの間にか次男が起きていて、本を破いていた。
長男がお気に入りの本なので、
「あーぁ、やぶれちゃった…」
と、残念そうにつぶやいていた。
「本は破らないように、優しくめくって見るんだよー」
と私が言うと、
「ん!」と言ってから次男はこくんとうなずいた。
まだ言葉の内容は理解できていないとは思うが、話し掛けると反応してくれる。
取り敢えず、次男にこれ以上破られないように本を遠ざけた。
本が破られているだけでなく、ページをめくろうとしたのかぐしゃぐしゃになっていた。
このままにしておくと、もっと破られそうなのでセロテープで貼り付けることにした。
近づいてくる長男と次男に邪魔されつつも、
「今、テープ使ってるから違う本を読んで待っててね」と言って必死に追い返しながら、
なんとか貼り付けた。
テープで貼り付けて、以前のように本を見れるようになったのでひと安心だ。
他の本と比べ、この本は紙が薄いので簡単に破れてしまう。
その後も、他のページを少し破られることが何度かあった。
それでも、だいぶ破る事は減って次男は本のめくり方が上手になってきた。
今まで、普段から次男に破られないように、次男の手の届かない場所に置くようにしていた。
しかし、長男が本を読んだ後に出しっぱなしにする事があるので破られてしまったのは仕方がない。
だんだん本のめくり方も覚えていくだろう。
これからも、
まだまだ本を破ってしまう事があると思うが、自分の家の本なので、破れてもテープを貼り付けて直すようにしたい。
図書館で借りる本を破られるのは困るので、触られないように気をつけたい。