靴デビュー
1歳1ヶ月になった次男は、家の中で歩くのに慣れてきた。
時々、軽く小走りすることもあるくらいだ。
そろそろ、外でも歩く練習をしようと靴を履かせてみることにした。
長男の時よりも足のサイズが小さいだろうと、思って12.5cmの靴を履かせてみようとした。
だが、意外なことに12.5cmだと小さかった。
そこで、13cmの靴を履かせてみるとぴったりだった。
13cmは長男が靴を履き始めた頃と全く同じサイズである。
長男が使っていた靴が綺麗な状態だったので、その靴を使うことになった。
晴れていたので、長男と次男を連れてさっそく公園へと向かった。
公園に着き、次男に靴下と靴を履かせてみた。
長男は「わぁーーーー!」などと言いながら嬉しそうに走り回っていた。
しかし、次男は1歩も足を踏み出そうとしない。
その場から動かず立ち止まったまま、泣き始めてしまった。
そのうち慣れるだろうと思い、その後も何度か靴を履かせたが、なかなか歩こうとしなかった。
無理に靴を履かせて歩かせようとしてもしょうがないので、次男が歩きたがるまで靴を履かせる事はやめた。
そんなある日。
次男をベビーカーに座らせたまま公園で長男と遊んでいた時のこと。
次男が「ギャーー!」と、叫んでバタバタと手足を動かしてモゾモゾとベビーカーから抜け出そうとしていた。
歩かないだろうと思いつつも試しに、靴下と靴を履かせて次男をベビーカーから下ろすと、
ニコニコしながら歩いていた!
しかも、一歩一歩ゆっくり踏み出して長男の後を追いかけて楽しそうだ。
私が「すごい!靴を履いて歩けたね!!!」と次男に言うと、
長男も「歩いてるー!歩いてるー!」
と、言って次男が靴を履いて歩くのを見て喜んでいた。
次男は、公園内の興味を持ったもの目がけてあちこち歩いていた。
大泣きして歩けなかったのが嘘のようだ。
今まで、散歩に連れて行っても次男は興味無さそうにしている事が多かった。
そのため、公園で楽しそうに歩き回っていたのは意外だったが、二人とも楽しそうにしていたので嬉しかった。
梅雨の時期は雨が降って外で遊べることが少なくなってしまうが、
晴れた日にはお散歩して思いっきり遊ばせてあげたい。