壁へのイタズラ書き
我が家は、壁やイスなど色々な場所をペンで落書きされている。
誰が書いているのか、
それは…もちろん長男だ。
それ以外に書く人はいない。
「ペンでお絵描きして良いのは、紙にだけ!」
「書くならノートに書いて!」
と、何度もしつこいくらいに言っていた。
その結果、、、
私が見ていない時に書くようになってしまった。
私がボールペンを使ってた後、テーブルの上にうっかり置きっぱなしにしてしまい、
気づくと書かれている。
私がカレンダーに書き込んでいたのを真似して書いていたり…。
壁に書いている現場を見つけ、
「壁に書いて良いんだっけ!?」
と声を掛ける。
すると、ビックリして書くのをやめる。
私は「壁ではなく、ノートに書いてね」と言う。
「うん」と長男は小さな声で返事をする。
もはや、私が見ていなければやっても良いような感じになっていた。
これでは、いけない。
隠れてやって良いわけがない。
そもそも、壁に書くのをやめて欲しいのだ。
そこで思った。
そもそも、私が置きっ放しにしてしまうのが悪い。
使ってそのままにせず、必ず見えないところに置くことにした。
さらに、色鉛筆とクレヨンでノートに1日1回お絵描きする時間を作ってみた。
始めのうちは、本当によく描く!
ノートにだけでなく…壁やイス、テーブルにも。
そのたびに、「ノートにお絵描きするんだよ。壁に書くのなら、お片付けするね」
と言って片付けていた。
当然、片付けると長男は嫌がる。
3日目くらいで、ノート以外の場所には書かなくなった。
それだけではない!
以前は、私が大事な書類に書き込んでいる時はボールペンを奪い取って邪魔をしてきていた。
しかし、「お母さんが書き終わるまではそっちでお絵描きしててね!」と言うと、お絵描きをして待ってくれるようになった。
そして、ボールペンを奪い取ったり、書くのを中断させるような事はしなくなった。
邪魔してはいけない事を理解(!?)してくれたようである。
壁へのイタズラ書きをしなくなった事よりも大きな収穫だ。
その後も、私が何かに記入している時に手を出してくる事はなくなった。
ペンで書かれてしまった落書きは無くならないが、
壁にイタズラ書きをする事と、私の作業を邪魔する事は無くなった。
書類とボールペンを死守しながら書き込んでいた時期があったとは信じられない。
それくらい平和である。
また、長男はお絵描きが好きだということも知る事ができた。
これからも、子供が興味を持てる事を色々と見つけていきたいと思った。