毎日ドタバタ!0歳&2歳との戦い

寝返りでゴロゴロ移動する0歳とイヤイヤ期真っ盛りの2歳の兄弟が成長していき、巻き起こす事件や悩みを記録しています。

砂利を散らかす

帰省した時のことである。

長男は、久々に祖父母に会えて大はしゃぎだ。
庭で走り回ることは全然構わない。
だが、困ることに庭に敷き詰められている砂利を掴んであちこちに投げ始めたのである。
「散らかしてもいいけど、後で掃除してね。」
と私は言った。
長男は「うん!」と返事をしてくれた。
しばらく見守ることにした。
 

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砂利が全く無かったコンクリートの上に大量の砂利をばら撒かれてしまった。

 

ほうきを用意して綺麗にするように促すのだが、長男はなかなか掃除をしてくれない。

それどころか、砂利を投げ始めた。

しばらく様子を見ていたところ、すぐに飽きて砂場の方へ行こうとした。

「砂で遊ぶ前に、ほうきで綺麗にお掃除して!」と私は言う。

しかし、長男は「いやよ〜!」と言いながら走って行ってしまった。

 

そこで私がワザと、

「じゃあ、お母さんがお掃除しちゃおう!」と言ってほうきを使おうとした。

その言葉を聞きつけた長男は、走ってやってくる!

長男に一度頼んだことを私がやってしまおうとするのは嫌なのだ。

「ほーき!ほーき!」と言う長男にほうきを渡す。

すると、

 

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掃除をし始めた!!!

「きれー!きれー!」と言いながらほうきで砂利を掃いていく。

綺麗になると、ほうきを置いた。

砂場に行くのかと思ったが、また砂利で遊び始めた。

 

そして、今度は砂利をポストに入れ始めたのだ。

 

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砂利だけでなく、石もポストに入れて並べている。

 

私は、「ポストに入れないで!」と長男に言う。

しかし、夢中になっている長男はどんどん入れていく。

やろうとする事を止めるのは逆効果なのである。

危ない事では無いので、何も言わずに好きにさせる事にした。

しばらくすると予想通り飽きたようだ。

様子を見て、長男がいない隙に片付けることにした。

片付けさせようと思ったが、ポストの奥は長男の手は届かないのである。

私がポストの中の砂利を片付けていると、長男は何やら砂利を駐車場に並べて遊び始めた。

道路に出たらすぐに帰ると約束をしていたので、敷地内の駐車場で我慢しているのだ。

ポストの砂利を取り出すのに苦労しながらもあと少しという時に突然、

 

キーン コーン カーン コーン

 

と、お昼の鐘が鳴る。

長男は聞き慣れない音にびっくりして、

「だっこ!だっこ!」と私の足にすがりついて来た。

よほど驚いたのか涙をボロボロと流して大泣きである。

 

私は「ポストの中を綺麗にしたらおうちに帰ろうね」と言う。

長男は落ち着いて玄関のドアの前で待機していた。

 

ガチャッ!

 

夫がタバコを吸いにドアを開けて外に出てきた。

その瞬間、長男はビックリして飛び上がり

「ギャーーーっ」と悲鳴をあげて夫にしがみついていた。

 

その後、

いつもなら苦戦しながら家に連れて帰るのだが、おとなしかった。

よほど怖かったのだろう。

正午の鐘のおかげで嫌がる事もなく家に帰る事ができて助かった。

だが、外の放送やサイレンや鐘が鳴るたびに恐れるようになってしまった。

そのたびに「抱っこ!抱っこ!」とやってくる。

大変ではあるが、外遊びを長男が自分から切り上げるきっかけになるので便利でもある。

正午の鐘が鳴る2時間ほど前に外遊びを始めて、鐘が鳴ったら帰る。

帰省した時にしか使えないが、上手く活用しようと思う。


それから、

砂利を散らかしたのは初めの1回だけで、それ以降は無かった。

満足したようである。

今後も、散らかした時には元どおりに片付けや掃除をする事を覚えさせていきたい。