毎日ドタバタ!0歳&2歳との戦い

寝返りでゴロゴロ移動する0歳とイヤイヤ期真っ盛りの2歳の兄弟が成長していき、巻き起こす事件や悩みを記録しています。

家へ帰らせてくれない…

買い物へ行こうとしていた時のこと。

私が「お買い物に行くよ〜!」と長男に声をかける。
すると、「もの!もの!(訳:お買い物!お買い物!)」と言って長男は喜ぶ。
「ベビーカーに乗って行くよ!」と長男に言うと、
長男は「あるく!あるく!」と歩きたがる。
 
私は疲れている時にはベビーカーに長男を乗せて買い物へ行く。
あちこち走り回ったりするのを追いかけたり、注意するのは本当に体力を消耗するのだ。
 
その日の私には余力があったため、長男を歩かせる事にした。
そのため、次男を抱っこ紐で抱っこし、長男と手をつないで買い物に行くことにした。
しかし、長男が最初から最後まで言う事を聞くわけがない。
買い物に行く途中、少しでも高いところがあると上に登る長男。
一番高いところに到着すると、「やっほー!やっほー!」と長男は叫ぶ。

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コンクリートの少し高くなっているところを登って楽しそうだ。
だが、時には花壇にも入ろうとしてしまうのだからよく見ておかないと大変である。
私は、「植物は絶対に踏まないで!」と注意する。
長男は器用に植物を避けて登る…。
そもそも登って欲しくないのだが、植物を踏まないように注意深く歩いていた。
「買い物に行くよ!」と言うものの、私の言葉は聞いてもらえない。
長男は、「やっほー!やっほー!」と叫ぶのに夢中である。
なんとかスーパーまで連れて行く事ができ、買い物を終えた。
 
まだ安心は出来ない。
なぜなら、帰り道には公園がある。
その公園を見ると長男は走って入り口まで行き、だいたい寄っていく。
寒いと買い物以外の用事ではなかなか外出しなくなってしまう。
長男にとって公園に行くのが、買い物後の楽しみになっているのだ。
長男は公園に入ると何かを目指して真っ先に走っていく。
その先にあるのは… 

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蛇口である! 
長男は水遊びが大好きなのだ。
蛇口を見つけるとニコニコしながら、手を洗いに行くのである。
私としては、手がしもやけにならないか気になって仕方がない。
長男は寒さにお構いなくバシャバシャと冷水で手を洗う。
見ているこっちが寒くなってしまう。

だが、なによりも最大の問題点が一つある。 
家になかなか帰らせてもらえないことだ。
 
私が「そろそろ帰るよ〜!」と言うと、
「いや!いや!」といつもどおりの返事である。
1時間くらい公園にいたのだが、帰ろうとする様子は全くない。
それどころか遊具で遊んで走り回ったりと帰りがいつになるのか分からない。
いつも、ササっと強引にでも連れて帰るのだが、その時は次男がぐっすり寝ていた。
しばらく長男の好きにさせてみる事にした。
30分ほど特に何も口を出さずに好きに遊ばせてみる。
だんだん風が冷たくなってきたため、「寒くなってきたから帰るよ〜」と軽く声を掛ける。
意外な事に、長男は「うん!」と言って笑顔で駆け寄ってきた。
「さぶ!さぶ!(訳 : 寒い!寒い!)」
と言って私と手を繋いでくれた。
ここで『帰る』という言葉を使うと、嫌がってしまう。
何も言わずに手を繋いで、そのまま家へ向かう事にした。
帰り道を知っている長男は「おうち!おうち!」と、なんだか嬉しそうな様子である。
家に近づくといつも逃げ出そうとする長男である。
だが、鍵を渡して「玄関を開けて〜!」と頼んでみたところ素直に家まで行ってくれた。
 
その後、
何ごともなく無事に家に帰る事ができた。
今まで、私がしつこく「家に帰るよ」と言い過ぎていたのかもしれないと思った。
どうやら、ある程度好きなようにさせてから声を掛けた方が良いようだ。
満足そうにすんなりと帰ってくれたので私も嬉しかった。
 
これからは、
頻繁に『帰る』という言葉を掛けずに疲れ切る前ギリギリを見極めて声掛けをしたい。
成長してきたのもあるが、タイミング良く私が声を掛けると上手くいく場合が増えてきた。
もちろん反対に「いや!いや!」と言って言う事を聞いて貰えない事もあり、厳しさを感じる事も多々ある。
けれども、上手に誘導できるように様子を見て色々な方法を模索していきたい。