乳児湿疹で肌がゾンビのように!?
長男も次男も、生後1ヶ月の頃から1歳近くまで乳児湿疹に悩まされた。
特に次男の乳児湿疹はひどく、ツルツルでスベスベの『赤ちゃん肌』とは程遠かった。
外に出掛けるたび、次男の真っ赤に腫れて傷だらけの頰を見た人には驚いた顔で見られたりもした。
「痛そうね、可哀想に…」などとも声をかけられた。
そして、私は同じ月齢の赤ちゃんを見るたびに「我が子だけ肌が痛々しいなぁ…」と落ち込んでいた。
乳児湿疹を治す方法も調べて、その中から効果がありそうなことも試したりした。
【乳児湿疹を治したくて試したこと】
・ミトン(手袋)をつけて引っ掻くことができないようにした。
→すぐに手袋を外されてしまい、あまり意味がなかった。
・乳児湿疹に効くと評判のある保湿クリームをいくつも買って塗った。
→少し落ち着いたもののすぐに元通りに。
・出来る限り行動を監視して、引っ掻こうとした瞬間に止める。
→トイレなどへ行っている間に引っ掻かれてしまう。そもそも一日中見ていることは不可能。
・朝昼晩と顔を綺麗に拭いてからワセリンを塗って保湿をした。
→痒みはなくならないようで引っ掻き続け、あまり効果がなかった。
そのほかにも、母乳を与えていたことから脂質や糖分の多い食事を控えたりもしたが、結果的に効果がなかった。
相変わらず両方の頰が真っ赤に腫れていた。
病院には乳児湿疹が出てきた生後1ヶ月頃から定期的に通っていた。
ステロイド外用薬を処方してもらって治りかけた時は大喜びしたものの、すぐに効かなくなった。
ワセリンを塗って保湿を忘れないように気をつけていたが、とにかく頰を引っ掻く。
次男の頰にできた新しい傷を見るたびに悲しくて泣きたくなった。
治りそうになっても、夜中に引っ掻かれて翌朝に頰が血だらけのゾンビのようになってしまったこともあった。
その後、1ヶ月間ステロイドを塗り続けても良くならず、病院で処方された保湿剤で様子を見ることになった。
このまま治らないのではないかと不安に思ったが、生後10ヶ月を過ぎる頃に少しずつ赤みが引いていった。
そしてついに、
傷一つない綺麗な肌になった。
ようやく、ツルツルでスベスベの『赤ちゃん肌』となった。
乳児湿疹は生後半年くらいで落ち着いてくる、など育児書に記載されていたりするが、長男も次男も1歳近くまで続いていたので全ての場合に当てはまるわけではないようだ。
病院で処方された薬や保湿剤を指示された通りに使ってもすぐに治るとは限らないが、正しいケアの仕方を知るためにも病院で専門家に聞いたり相談することは必要だ。
今考えると、
次男の頰の状態を気にし過ぎてしまっていたが、乳児湿疹は1歳くらいまで続くこともあるので諦めず気長に適切なケアを続けることが大切だ。
これからも、子育てしていく中で悩むことがあると思うが不安になり過ぎることなく解決していきたい。