つかまり立ちをしてバランスを崩す…
8ヶ月の次男はつかまり立ちがだんだん上手になってきた。
台やテーブルだけでなく、冷蔵庫やイスにもしがみついて立ち上がろうとする。
次男は、目の前にある物なら何にでもつかまろうとするのだ。
当たり前だが、まだまだ考えて行動する事が出来ないのである。
そのため、どんなに不安定で倒れそうな物であってもつかまろうとする。
ゴミ箱につかまり立ちをしようとした時には、ゴミ箱と一緒に次男もひっくり返って床に頭を打ったことがある。
また、洗濯物を入れるカゴに掴まり立ちをしようとしたらカゴがひっくり返って次男がカゴの中に閉じ込められる事もあった。
私が見ていない時に限って、危ない物につかまり立ちをしていたりする。
ちょっとした間につかまり立ちをされて怪我をされては困る。
まずはゴミ箱を二つ重ねてみた。
二つ重ねた事で、下のゴミ箱につかまろうとしても上のゴミ箱に次男の顔がぶつかる。
これで、思うようにつかまり立ちをすることができなくなり、次男がゴミ箱とひっくり返る事は無くなる
洗濯物のカゴは、次男の手が届かない場所に置くようにしたり、使わない時はひっくり返して置いておく事にした。
ほかに危ないものはイスである。
私がすぐ近くで見守っていれば、バランスを崩しそうになった時に助けることが出来て大丈夫である。
しかし、見ていない時につかまり立ちをされて、イスごとひっくり返ったらとても危ない。
そこで、イスは折り畳んで最初から倒しておくことにした。
だが、私がゴミ捨てに行って家に戻った時のこと。
サンダルを脱いで部屋に上がろうと時に、ドンッと音がしたと思ったら次男の泣き声が聞こえた。
「ギャーーーーっ、ギャーーーー!」と物凄く大きな泣き声だった。
急いで見に行くと、次男がイスの下敷きになって倒れていた。
次男を急いで救出した。
折り畳んで倒しておいたはずのイスがなぜか開いた状態で倒れていた。
どうしてこんな事になっているのか疑問だった。
私が泣いている次男を抱っこしていると、
長男は「いす!いす!」と言いながら倒れたイスを立て始めた。
どうやら、私がゴミ捨てに行っている隙に折り畳んであったイスを開いて立てたのは長男だったようだ。
長男の身長よりも高いイスで重みも少しあったことから、イスを開いて立てられるとは思ってもいなかった。
イスを使う時にだけ出すようにして、押入れの中に片付けてしまう事にした。
その後、次男のつかまり立ちが上達したのと不安定なものにつかまる事がなくなったからだろうか。
次男はつかまり立ちをしようとしてバランスを崩して倒れる事はなくなった。
床に頭を打ってしまったが、特に怪我する事がなくて本当に良かった。
問題点は、私がイスを折り畳んで倒して置いただけで大丈夫だと思ってしまったことである。
これからは、長男には出来ないだろうなどと侮らずに最初から対策をしておきたい。
そして、次男だけではなく長男が取るであろう行動も推測して事前に事故を防げるように気をつけたい。