アルミカップをぐしゃぐしゃにする
アルミカップは、お弁当を作っておかずを詰める時には仕切りとなって便利だから使うことが多い。
アルミ以外にも紙のカップは色んなデザインがあっておもしろい。
ある日、アルミカップを散らかされる事件が起きた。
一番の原因は、私がお弁当を作った後に二度寝をしてしまったことだ。
ふと目が覚めると、スヤスヤと隣で次男は寝ていた。
そして、反対側の隣には長男が寝ているはずだが、
…いない!
テレビの方を見ると長男が静かにちょこんと座っていた。
何かに集中しているようだったが、暗くてよく見えなかった。
部屋の電気をつけて近づくと、
アルミカップをテーブルの上に並べていた。
長男に「何してるのーー!!?と声を掛けた。
するとニコニコしながら「これ!ならべてる。」と、とても小さな声で言われた。
よく見ると、アルミカップがシワシワでぐしゃぐしゃになっていて、穴が空いているものもあった。
私が思わず、
「ぐしゃぐしゃにしたら全部使えないじゃーん!」と言った。
しかし、長男は手を止めることなく遊び続けていた。
ぐしゃぐしゃに丸められたアルミカップも、たくさん足元に転がっていた。
「勝手に触ってぐしゃぐしゃにしないでー!」と思ったものの、片付けずに出しっ放しにしてしまった私が悪い。
勿体ないが、使えなくなってしまったアルミカップは捨てることになった。
長男の気が済むまで遊ばせてから、
「今度から勝手にキッチンの上にある物は持って来ないでね」
と言った。
長男は「はーい!」と返事をした。
取り敢えず、話をきちんと聞いてくれたので良かった。
二番目の原因は、私がアルミカップをキッチンの手の届く場所に置きっ放しにしてしまったことだ。
きっと、長男は今まで触ったことがないアルミカップに興味を持ったに違いない。
だが、どんなに楽しく遊んでいたとしても、アルミカップをぐしゃぐしゃにされて使えなくなってしまうのは困る。
これからは、アルミカップは高い位置にある戸棚にしまうことを忘れてしまわないようにしたい。
アルミカップでは怪我をすることはないが、包丁やキッチンバサミなどの刃物は手の届く場所に放置しないようにくれぐれも注意したい。
また、使った直後に片付けができない時もあるため、その場合は長男と次男の行動を把握して気をつけたいと思う。