人見知りでギャン泣き
10ヶ月の次男を連れて健診へ行った時のこと。
動き回る次男を追いかけて疲れる1日になりそうだと覚悟していた。
なぜなら、長男の10ヶ月健診の時はハイハイする長男を追いかけてヘトヘトになるくらい疲れ果てたからだ。
しかし、いざ健診へ行くと次男はジッと私の近くに座っている。
ただ、一緒に連れてきた2歳の長男は相変わらず動き回るので目が離せない。
大人しくしてくれずあちこち歩き回っていた。
ニコニコしながら長男と同じ2歳くらいのお友達と言葉を交わしたり、絵本を読んで楽しそうにしていた。
一方で次男の表情はとても硬い。
次男は、大人しく静かにちょこんと座っていた。
保健師さんに、
「きちんと座っていてえらいね〜!」と声を掛けられたりもした。
次男が静かでおとなしいのには原因があった。
長男とは違って、人見知りがひどいからである。
お医者さんに診てもらう時には今にも泣き出しそうな顔をしていた。
なんとか泣くのを耐えていたが、抱っこからお医者さんの近くに下ろして私が離れた瞬間に大泣きしていた。
長男は今まで健診で泣いた事が一度もなかったので驚いた。
長男は1歳過ぎるまでバスや電車に乗る時はよく泣いてしまうので、いつもヒヤヒヤしたり、目的地より前でバスから降りて歩いたりと苦労した思い出が多い。
公共の乗り物には、必要最低限の時にしか乗らないように心掛けていた。
しかし、次男はバスや電車に乗るといつもぐっすり寝ている。
起きていたとしても大人しい。
抱っこだけでなく、ベビーカーでも寝てくれるのでとても助かっている。
公共の場所で静かにしてくれるのは大変助かるのだが、遊びに連れて行くと大変だ。
他のお母さんを私と勘違いして近づき、顔を上げてニッコリ笑いかけた瞬間に私じゃないことに気づいて大泣きしたり。
1歳や2歳の子が顔を覗き込み、次男の頭を撫でると「うぅーーー」と唸って不機嫌になったり、
少し上の年齢の子が「赤ちゃんかわいい〜!」と言って近づいて目が合った時に泣くなどということがある。
あまりにも長男の時との違いに戸惑ってしまったのだが、健診に行って分かった事がある。
それは、慣れない人と目が合った瞬間に泣き出す場面が多いことだ。
保健師さんに聞くと、母親と他の人との区別がしっかりついている証拠であり、しばらくは人見知りが続くかもしれないが、あまり気にする必要はないと言われた。
今までインフルエンザや風邪が流行っている時期だったのもあり、人が集まるような場所を避けていた。
そのため、次男はお友達と遊ぶ事に慣れないようだった。
そこで、出来るだけ同じくらいの年齢の子とふれあう機会を作るために、子育て支援センターなどに行く頻度を増やした。
まだまだ人見知りすることもあるが、同じくらいのお友達が近づいてきても笑顔を見せる事が増えて楽しそうだ。
これからも、
お友達と交流する機会を作るなど、長男と次男が楽しく過ごせるように出来る限り努力していきたい。